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実践しやすいファシリテーションの本【読書レビュー】『超ファシリテーション力』

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皆様、こんにちは。かわあつです。

私は約1年前、TVを手放して現在は主として
インターネット(Twitter,ネットTV)から情報を収集しています。みなさまは「#アベプラ」ってご存じですか?

ABEMA Prime』(アベマプライム)は、インターネットテレビ局ABEMA内ニュースチャンネルABEMA NEWSで、平日の21:00 – 23:00に生配信されている報道番組。略称「アベプラ」。                                                            wikipedia 引用

知ってる、知ってる~!ひろゆきさんとか、竹山さんとかが出ている番組でいつも議論が白熱していて面白いよね
でもあの司会のアナウンサーってすごくない?生配信なのに、限られた時間で議論を盛り上げて、最後にまとめてしまう能力にいつも注目しているんですよ~
かわあつ
かわあつ
実はね、この平石直之アナウンサーがファシリテーションの本を発売されたんだ。あの技術を学ぶことができるということで、速攻買っちゃいました。今回もマインドマップを描いて、レビューしていきますね!

おすすめポイント~『超ファシリテーション力』

今までさまざまな「ファシリ本」を購入してきました。どの本も特徴があって面白いのですが、私にはこの本が1番合っていました。理由をお伝えします。

あらゆる場面形式で分かり易く、実践し易い

~したいとき、~になってしまったら?、~するには?という一つ一つのファシリテーション上の悩みや疑問に答える本の構成になっています。
分かり易く、実践しやすいのがこの本の最大の特徴です。

番組と本書を組み合わせで理解倍増

AbemaPrime(通称:変わる報道番組#アベプラ)で実践されている内容をもとに本が作られています。本を読んでから番組を見る。番組を見てから本を読む、どちらでも構いませんが、番組と本書を組み合わせると理解が倍増すること間違いなしです!
番組を見ていない方は見て、本を読んでいない方は買いましょう(笑)

特別付録「キラーフレーズ辞典」で即実践できる

巻末に簡単な、ファシリテーションに役立つフレーズ集がついていてこれがとてもありがたいのです。この本自体は何度も読みなおしたい内容ですが、時間が無い方はこのフレーズ集だけでも見直すと理解が深まります。

 

この本の疑問ポイント

アベプラを見ていると、コメンテーターやゲストの方が喋りまくっていて暴走することがあります。それを上手くコントロールしている平石さんにいつも感心しています。

しかし、私たちがファシリテーションする場合は、会社の会議や住民同士の集会など、そもそも議論があまり出ずに「シーン」とすることが多いのが悩みではないでしょうか?その点番組と現実は若干違うのでは?と思ってしまいました。

でも番組をよくよく見なおしてみると、一般人のゲストでなかなか発言されない、口下手な方とが出演されている回もあり、そちらの立ち回りもすごくお上手なんですよね。

本書にも、「議論が停滞しているとき」、「論点を上手に語れない人に助け船を出すとき」などにも触れられているので、そちらもぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

 

ファシリテーションの極意 3つの力とは?

本書では、ファシリテーションをするにあたり3つの「極意」が説明されています。
詳しくはマインドマップに少しヒント書いています。

「準備力」で”芯を外さない進行”のイメージを固め、
「聞く力」で軌道修正しながら議論を深め、
「場を作る力」で会議の成果を出し、チームを活性化させる。

これが”平石流ファシリテーション”です。

「超ファシリテーション力」平石直之著 から引用

極意と聞くと、何か難しいことが求められそうですが、前述しましたQ&A形式の本文を読み進めていくと自然に理解することができました。
あとは実践するだけですね・・・w

 

その他おすすめの「ファシリテーションの本」

ファシリテーションの教科書

グロービス経営大学院の教授執筆のまさに「ファシリテーションの教科書」、特に起業などの組織活性化に必要なコミュニケーションとリーダーシップを学べる一冊です。
体系的に学べますが、理解するのには何回も読み込む必要がありました。

世界最高の話し方

雑談から、褒め方、叱り方、プレゼンまで「話し方」の総合デパート的な本
50のルールが分かり易く書かれていて、ファシリテーションに役立つ内容です。

超・会議術

こちらは、ファシリテーションそのものというより、「会議」の時短をするためのTIPS集となります。ファシリテーションの役割として会議設定や進行表をスケジュールすることも多いですから、最適な会議体を企画する上でとても参考になります。
本の後半には、今や当たり前となったテレワークにおける会議のTIPSもふんだんに記載されています。リモート会議をお悩みの方にぜひ手を取ってみていただきたい内容です。

ファシリテーションはやりがい満載!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ファシリテーション次第で会議の雰囲気や決定事項まで変わってしまいます。
会議などで発言するより、メモや議事を取るよりはるかに難易度が高いからこそ、
うまく、進行できたときには感動しますし、達成感があります。

上手なファシリテーションを、本と番組で吸収できる本に出会えたことを感謝します!!

 

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