こんにちは。かわあつです。
何かチャレンジしようとしても、
途中でやめてしまったり、
あきらめてしまったり
ダイエットや運動は何かにつけて
言い訳してやらなかったり
自分と考えている真逆の行動をとってみたり
自己嫌悪に陥ることはだれでもあると思います。
程度はどうであれ、
誰でも自分の心を守る本能を持っているものです。
今日は
「防衛機制」について、
特に第一回として【合理化】を
お話しします😺
なぜそういう行動や思考をとってしまうのか?を
理解していただければ幸いです💛
「防衛機制」とは?心の平穏を維持する機能

防衛機制とは
精神分析の祖であるジークムント・フロイトの娘
アンナ・フロイト(同じく精神分析家)が
まとめた「防衛機制」を説明します。
私たちの身体は身の回りの⚠危険⚠から
守ろうとします。
それと同じように、
「心」💓も外からの危険に対して
自らを守ろうとします。
つらい体験や、恐怖・不安から
真正面でぶつかっていくことは、
危険が大きいため、無意識に心の外に
追いやってしまいます。
また恐怖や不安以外にも、
自分の欲望が叶えられない事による
葛藤もあるでしょう。
この「心」を守ろう、
「心」の平穏を維持しようとする
無意識の機能のことを
防衛機制と呼びます。
防衛機制の種類は、たくさんありますが
代表的なものは10種類あります。
抑圧/分離/否認/置き換え/補償/
合理化/昇華/反動形成/投影/同一視
今日は「合理化」に絞ってご説明します。
防衛機制の代表的な「合理化」について
「合理化」
自分自身の中で受け入れられない出来事を
受け入れるために、もっともらしい
理屈をつけて正当化したり、
責任転嫁して納得しようとすること。
いわゆる「言い訳」「弁解」「正当化」です。
イソップ童話「すっぱい葡萄🍇」からヒントを得た

「イソップ童話(寓話)」とは
紀元前6世紀のギリシャの寓話作家である
「イソップ」さんを起源とした、
子供を中心とした教育的・道徳的な物語です。
現在400以上の物語があると言われています。
「アリとキリギリス」は、だれもが知っている
イソップ童話ですよね。
「すっぱい葡萄」はこんな物語です。
ある一匹のキツネ🦊が美味しそうな
木の上の葡萄を見つけました。
キツネは、必死に美味しそうな葡萄を取るために、
木の上に登ったり、ジャンプしたり・・・
しかし、どうしても葡萄を取ることができません。
とうとうあきらめたキツネは、
「どうせこんな葡萄はすっぱいし、
不味い葡萄にちがいないや!!」と
捨てぜりふを残し、あきらめて
どこかへ行ってしまいました。。。
このように、自分が納得できない出来事を
正当化したり、言い訳することを
このイソップ童話から、フロイトは
ヒントを得て「合理化」としました。
私たちの心にある「合理化」の具体例
親の教育のせいだ😡
趣味が合わなさそうだから
振られて良かったな
面接の途中で働く環境が良くなさそうで
残業も多そうだったから、
落ちてよかったかも♪
このように私たちの心の中では
常に防衛機制である「合理化」が
働いています。
自分の「こころ」を客観視することが大事

防衛機制は悪いことではありません。
「合理化」は心の平穏を維持する無意識の機能だからです。
ただ、過剰な「合理化」は
自信の成長にストップをかける可能性があります。
また、言い訳や正当化を常に考えていると
それが習慣化することがあります。
あえてそんな時こそ、
あー。「合理化」で心を防衛して
いるんだなと客観視してください。
自分ではなく自分の上に浮いて
客観的にみてください。
できれば自分で思ったことを
「私は今、〇〇をやろうと何回かやったけど
できなかった。どうせやっても成功しないから
時間の節約になったと思った。」
言葉に出すか、紙に書いてください。
きっと後悔しない・
自己嫌悪に陥らない人生を
おくることができると思います。
YOU CAN DO IT!!