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人生の転機の活かす7つの方法【トランジション】~ブリッジズから学ぶ

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こんにちは。かわあつです。

皆さんにとって、【転機】となる
出来事にどう向き合ってますか?

転居や転職、結婚や離婚、降格や昇進
子供の誕生や、家族との死別など

喜ばしいこともあれば、悲しい出来事も
ありますよね。

人間は変化しないことがラクと考えるものです。
新しい環境に慣れるのが苦手なんですよね。

新しい環境に慣れるのに時間がかかるんです。
どうも昔の事を思い出して、
成功体験にこだわってしまいます。

一方でこんな方もいらっしゃいます。

来週、結婚予定ですが気持ちが暗くなって
マリッジブルー😰かもしれません。
昇進して管理職になってうれしいのですが、
なぜか前向きに受け止められないんです😩
かわあつ
かわあつ
何かが新しく始まるときは、
その前に必ず終わりがあります。
その終わりについての受け止め方や
思いは皆さんバラバラです。
人生の転機で良い選択ができ、
後悔しない人生を

過ごせるようなお話をしていきますね😸

 

トランジション(過渡期)は”変化”とは違う

1933年、アメリカのボストン生まれの
ウィリアム・ブリッジズはある日
「トランジション」のセミナーを開き、
気づきを得ました。

ブリッジズはトランジションの段階を3つに分け
提唱したことで、一躍有名になりました。

ブリッジズは著書の中で、
トランジション(過渡期)は
「変化」とは区別するものとしています。

変化 トランジション
意味づけ 状況が変わること 心理的に変わること
具体的に 結婚や転職、離婚や転居、
昇進、子供の誕生など、
以前とは違う、見の周りに起きた事そのもの。
他人にも理解できる
変化に対して、
自分自身の考え方の
再方向づけ、再定義
自分の内面にあるもの。

後述する
【終わり】ー【ニュートラルゾーン】ー【始まり】
のそれぞれの受け止め方には
違いがあるのです

今日は「トランジション」の話です。

ブリッジズ先生の著書のリンクを貼っておきますね

 

終わりと始まりの間が特に大切(ニュートラルゾーン)

「もーすぐ今日が終わる♬
やり残したことはないかい~♪」という
かりゆし58さんの「オワリはじまり」
という歌があります。

一生は一瞬なので、今日という
かけがえのない時間を胸にきざんで
新しい旅立ちという「希望」を手に入れよう

というような意味だったと思います
(間違えてたらごめんなさい💦)

しかし、人生のトランジションは
もう少し複雑です。

オワリとはじまりの間には
大切な時期がもう一つあるのです。

トランジションの3段階理論

ブリッジズはトランジションの3段階を
上図のように分けて提唱し、
特に”ニュートラルゾーン”の意義を示しました。

人がつらい、苦しいと感じるのは、
新しい状況へ進むときです。
仕事の変化も、プライベートの変化も
それぞれがお互いに影響を与えると考えられます。

次では、”ニュートラルゾーン”を乗り切る
6つのアクションをお伝えします。

人生の転機を活かす7つの方法⤴ ココ重要

特にニュートラルゾーンにおいて、
自分と向き合うための7つの方法
ブリッジズ先生は示してくれています。

1)ニュートラルゾーンで過ごす時間の必要性を認める

何かが終わって、新しい何かが始まる前に
「なぜこのような状況にあるのか?」
「今、周りに起きている変化は何なのか?」
と理解することは大切です。

改めて、自分が「ニュートラルゾーン」
にいることさえわかって、必要な時間である
ということさえわかれば、
新しい何かへのスムーズな移行につながります。

2)一人になれる場所と時間の確保をする

トランジションの中にいる方は
何かの終わりの前に関係性のあった
活動や人間関係に依存している可能性が
あります。

周りからの様々な意見やアドバイスより、

まず自分が
何ができるのか?
何をやりたいのか?
何を大切にしているのか?

自分探しのための「孤独」の
環境を作ることをおすすめします。

家族より早く起きて時間をつくる
散歩に出かけてみる。
音楽を聴きながら瞑想をしてみる。

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3)ニュートラルゾーンの体験を記録する

ニュートラルゾーンにいるときの
気分や考えていたことをメモに
とってみましょう。
つらい気持ち、あわよくばと思う
希望の気持ちを記録してみください。

きっと自分の苦しみや悩みを
紛らわせてくれるはずです。

4)自叙伝を書くために一休みをする

「自叙伝」というと大げさですが、
自分の歴史「自分史」と捉えれば良いと思います。

自己理解に必要なのは。
過去の自分を振り返ってみることです。

イギリス人の作家
ジョージ・オーウェルの作品
「1984年」のスローガンの一つは
「現在をコントロールする者は過去を
コントロールし、過去をコントロールする者は
未来をコントロールする」である。

ウィリアム・ブリジッズ「トランジション」から引用

記憶の糸をたどると、何年も忘れていたことを
思い出すとか、確信していたことが実際は
そうでなかったと気づくこともあります。

過去を手放せば、未来への可能性が広がるのです

5)この機会に本当にやりたいことを見いだす

ニュートラルゾーンにいる時には、
本当に自分の人生で何がしたいのかが
わからずに、深刻な事態に陥ります。

生活していくなかで、
自分が欲しているもの、興味をもったもの
をノートに書きだしてみよう。

ここで大切なのはできる、できないを
考えずに素直にリストアップすることです。

ただ、興味があることに
気づけばそれで良いとします。

6)もし今死んだら、心残りは何かを考える

「オワリ」はある意味死ぬことです。

いったん自分が死んだとして、
どういう人生だったのか?
なかったことや
思い残したことはなにか?

これを考えれば、
次の新しい「はじまり」は
顔を出すのではないかと思います。

 

7)数日間、あなたなりの通過儀礼を体験する

ここでいう「通過儀礼」とは
オワリとはじまりの間にある特別な時であると
ブリッジズは言っています。

一晩徹夜して、たき火を見つめる
言ったことのない場所で長期滞在する。

こういう事は、不祥事を起こした
芸能人や政治家が四国で
「お遍路さん」に挑むようなもの
なのだろうと思います。

何かが終わり、はじまるまでの
期間にあなたが行う
通過儀礼は何でしょうか?

 

最後に。。。

転機はだれにでも訪れます。
うれしいことも、かなしいことも

過去を振り返り、自分を見つめなおし、
一人の環境でじっくり考えてみる。

自分がやりたいこと
自分ができること
大切にしていること

そうすれば、素晴らしい「始まり」が
いつのまにか訪れていることと
思います。

どうぞ素晴らしい「転機」を!!

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