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「評価される人の行動パターン」出世のための本紹介

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こんにちは。かわあつです。

「がんばっているのに、なかなか評価されない。」
「なぜ同僚・後輩が、先に管理職になったのか?」
「どうしたら評価されるのか?将来が見通せない」

と不満や不安を持っている人は多いと思います

今日は「出世する人は一次会だけ参加します~
会社人生を決める7つの選択」という本を
ご紹介します。

このブログを読んでいただければ、
本の概略を知ることができ、
『評価される会社での行動パターン』が
分かるようになります。

また、この本では「出世以外の選択肢」
についても豊富に記載されています
(転職や起業、専門性を高めるなど)

本書は、出世を目標にしていない人
あきらめた方でも
今後の仕事人生やキャリアにとって参考となる
考え方が
掲載されていますので、
ぜひ手にとってみることをおススメします。

※本書では上司・部下という
記載がありますが、
私はその言い方が嫌いなので、
マネージャーとチームメンバーと
言い換えています。

出世する人は一次会だけ参加します(簡単要約)

人事評価制度のプロである、平塚慶浩さんが2015年に出版された本で、
起業の立場から、考察をされている非常に貴重な本となります。

 

飲み会に参加するか断るか、
転勤に応じるか家庭を優先させるか、
面談で成果をアピールするか否か

ー「出世する人の選択」には、
それぞれの企業タイプに応じた、
ある法則性があった!
人事のプロフェッショナルが、
働き方のルールがかわる
これからの時代を
踏まえ、
20代~50代まですべての

会社員にキャリアの築き方を
アドバイスする。

まずは自分の会社のタイプを知ろう(俯瞰力)

私たちは、まず「会社のタイプ」によって、
「人事のルール」が異なることを
知るべきだと、著者は記述しています。

人事のルールの違いは
「出世のルールの違い」であるとしています。
さあ、みなさんの会社はどれにあてはまるでしょうか?

チェック✅してみてください
中間型もあるでしょう。

ロイヤリティ型企業

✔毎朝朝礼がある🕘
✔社員旅行などの全体行事がある🚌
✔昼休みの時間が固定🍛
✔スキルよりも会社の仲間になれる人を採用

環境適応型企業

✔派遣/契約社員が増えてきている
✔同じ役職だけど、名称がころころ変わる
✔中途採用が30%以上
✔人事評価制度が5年以下おきくらいに変更される
✔オーナー家以外で40代の役員がいる。

自立型企業

✔会議が短い
✔飲み会がない
✔出戻り社員がいる。
✔出社と退社時間のルールがゆるいか存在しない

 

それぞれのタイプに応じた会社人生の選択方法について
次では説明しますね。

会社人生を決める7つの選択

課長、部長はこの10数年で「狭き門」になりつつあります。
ある40歳~44歳において2001年時点では、30%以上の人が
課長になっていたが、2014年では約20%になっています。
2020年度では、ほんの一部の社員しか管理職になれないことが
当たり前の時代になっています。

「出世」を目標とする観点から7つの視点で見ていきましょう!

残業をするか、早く帰るか?

ロイヤリティ型の企業は、長時間労働を
よしとする時代はありましたが、
今はこれはほとんどなくなっています。

会社は国から労働者の健康やメンタルを
守るよう強く指示されており、
「働き方改革」法案の可決もその一環です。
残業が良しとされる会社は、
評判が悪く選ばれなくなり、
人口減少による優秀な人材の確保が
難しくなります。

「残業をするのが悪い」わけではありません
期限を守るために必要な残業もあるでしょう

ただ、出世を考えるのであれば、
下記は評価されません。

1.残業代を稼ぐために、残業する。
2.単に仕事が遅く、要領が悪い

社内の飲み会に行くか?プライベート優先か?

社内の飲み会を断っても良いか?は
その会社の風土にもよると思います。

「会社の飲み会が嫌だ」という方も、断りずらいため
おつきあいされている方もいると思います。

本書では下記のように記載されています。

飲み会はたしかにメリットがある。
ただしそれは一次会まで

断ったことで人事評価の観点で問題になる
ことはまずないが、一体感を大切にしている
ロイヤリティ型の会社であれば、
一時的に雰囲気が悪くなることもあるかもしれません。

私も管理職の立場から「飲みに行こう」とは
言わないようにしています。

会社の近くに住むか?遠くに住むか?

家族がいる場合は子育て環境もあり、
住む場所は会社の近くにはならない事が多いですね。

しかしながら『職住接近』
最近は増えているとのこと。

私もこれはめちゃくちゃおすすめです。

今まで職場まで1時間かかる所に住んでいましたが、
今は徒歩10分です。

テレワークが可能な方はどこでも良いと
思いますが、少なからず出勤の必要がある方は
一日が有効に使えます。

独身や単身赴任の方なら迷わず
会社の近くに住むべきです!!

異動を受け入れるか?(ここでは部署変更の意味合い)

✔ロイヤリティ型・環境適応型の会社での異動は
ジョブローテーションの一環であることが多いので、
前向きに検討すべきでしょう。
また普段から行きたい部署を上司に相談しておくこと
おすすめします。

✔自立型
会社が自立型で自分の専門性が明確なのに、
職種を変えた異動命令が出された場合は
残念ながら「退職勧奨」であると考えます。
この場合は、会社を辞めるか?受け入れるか?しかない。

転勤に応じるか?

基本、入社の際に全国転勤が可能かどうかの
同意を取っていることがあります。

この際は絶対転勤は断ることができません。

よほど、家族の介護や病気で難しいことが
ない限り、断れないと考えてよいでしょう。

特に「ロイヤリティ型企業」では転勤すると
出世の芽は無くなると考えてよいでしょう。

面談で管理職に成果を強くアピールすべきか?

統計的な答えとしては、
強くアピールする方が得であることが多いとされています。

特に会社の評価制度に「自己評価」が
あるのなら、その評価はなるべく高めの方が
良いでしょう。

管理職側の立場としては自身なさげな方よりも
自信を持っている人は評価しがちなのです。

でもアピールし過ぎは逆効果になることもあります。

最後にアドバイス(なぜ私は管理職になれたのか?)

なぜ私が「管理職」になれたのか?を実体験からお話します。

自分がなぜたくさんの社員の中から選ばれたのか?

正直「わかりません」

ふざけんな?と思われるかもしれませんが、自分でびっくりしたのを覚えています。

45歳という年齢でしたし、もう出世とは縁がないもんだと思っていました。

専門性が特にあったわけではなく、
どちらかというと色々経験したいタイプでしたので、
死ぬまでには一度「マネージメント」としての業務は
経験したいなとは思っていました。

周りからは「もっとアピールしろ」と言われてたぐらいで、
ぜんぜんギラギラしていなかったと思います。

直属のマネージャーと一対一で飲みにいったこともありませんでしたし、
そもそも酒が得意ではないので、1次会で帰ることも多かったですね。

ただ、ジョブポスティングなどの異動願いや、新しいポストについては
積極的に手を上げていたので、そこを評価されていたかもしれません。

つまり、「変化に対応できる人間かどうか?」が重要
なのかもしれません。

管理職になる前に読んでいた本を紹介

 

1.本書:出世する人は一次会だけ参加します -平康慶浩 著

2.3秒で夢をかなえる仕事術 -清水克彦 著

3.99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ ー河野英太郎 著

4.99%の人がしていないたった1%のリーダーのコツ ー河野英太郎 著

5.「気の使い方」がうまい人 -山崎武也 著 ←以前の投稿で紹介済

6.できる大人のモノの言い方大全

などなど多数・・・・・

 

自分の会社は入社してから

「ロイヤリティ型」から「環境適応型」になり、

今少し「自立型企業」に足をつっこんでいる状態です。

会社や社会情勢が変化するので、
会社員はそれに合わせて
柔軟に変化する必要があります。

この本が書かれたのが5年前なので、出世するのに必要な点は
本書から変化していることがあるのは注意です。

管理職への昇進を推薦したい人とは?

・成績はそこそこだが、みんなから慕われている。
・前向きな意見を持って、建設的な意見を述べている。
・上司の仕事を取ってくる(権限移譲より権限取得)
・ITリテラシーがトップクラス
・二つ上の目線(俯瞰力)を持っている。一般社員なら部長目線
・ダイバーシティ&インクルージョンを自ら実践している。
・有給休暇を計画的に取得している。

こういうチームメンバーがいれば、私は迷わず昇格を推薦します。

会社やマネージャーによって基準が変わると思いますので、
もちろんこれが絶対ではありませんが、評価されない事は考えらえません。

今は出世だけが人生ではなくなっています。

上司と部下という言葉が嫌いだとお話しましたが、

管理職は役割の一つにすぎないのです。

上も下もありません。

ただ、人の成長が自分の幸せと感じれる
素敵な役割である事は間違いありません。

ぜひ、目指してほしいと思っています。

本日は最後までお読みいただきありがとうございました。