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良書レビュー【マインドフルネスの教科書】実践できます!!

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こんにちは。アラフィフで一週一冊読書家で
マインドマッパーのかわあつです。

「マインドフルネスって聞いたことがあるけど何?」

「怪しい宗教かな?」

最近までは本当にそう思っていました。

【瞑想】というキーワードも胡散臭く感じていたほどです。

実は、自身が通っていたスクールにおいて

「マインドフルネス」の無料セミナーが行われるということで、

早速、聞いてきました。その時の演者が本誌の著者である、
精神科医の藤井英雄さんです。

瞑想=マインドフルネスではと思っていましたが、
全然違いました。

マインドフルネスにするための手段(道具)の一つが「瞑想」なのです。

この「マインドフルネスの教科書」は瞑想にフォーカスだけしている本とは
違い、基本や考え方をしっかり教えてくれる、まさに教科書です。

 

マインドフルネスは興味があるけどよくわからない。

ネガティブ思考である。

いつもイライラしてしまう

こういう方におすすめの本です。

早速紹介していきます。

1.今回読んだのはこんな本

 

内容:本文より引用

マインドフルネスは頑張ってポジティブにかんがえてみることでは
ありません。
マインドフルネスの結果、自然にポジティブにかんがえている自分に
気づきます。

マインドフルネスは頑張って前向きに行動することではありません。
マインドフルネスの結果「今、ここ」で必要なことに気づき、
行動できます

マインドフルネスの結果、「今、ここ」で必要のないネガティブ思考や
ネガティブ感情を手放すことができるのです。

 

この本を読んだきっかけ

私がこの本を手にとったきかっかけは

著者の無料セミナーに参加し、もっと理解したいと思った。
悩んでいる誰かに、このマインドフルネスを伝えたいと思った。

などがあります。

この本は、『今、ここでの気づき』にフォーカスをしており、
自身を俯瞰的にみる必要性を説いてくれます。

 

マインドマップで本書を簡単要約

 

このマインドマップは右クリックで名前を付けて保存、またはタップ長押しで
スマホに保存することができます。(転載はご遠慮ください)
下記の説明を読む前に
まずマップを時計の1時方向から時計回りに眺めていただくことをお勧めします。

マインドフルネスとは?

マインドフルネスの対義語は マインドレスネス と言います。

「自動操縦モード」と著者は命名しています。

そういう意味で、マインドフルネスは「思考の手動操縦モード」であると言えます。

マインドフルネスとは・・・下記のように定義されています。

「今、ここの現実をリアルタイムかつ客観的に気づいていること

「あるがままの現実をあるがままに感じること」
                    引用:「心のトリセツ研究所」

 

”今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、
とらわれのない状態で、
ただ観ること”と定義する。
なお、“観る”は、見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる、
さらにそれらによって

生じる心の動きをも観る、という意味である。
                     引用:日本マインドフルネス学会
                  http://mindfulness.jp.net

 

まさに、今あなたが、このブログのマインドフルネスの記事を見ている、
ということを、自ら気づいている・・・

という状態がまさにマインドフルネスとなります。

これを活用すると、

ネガティブ思考の人が、「今、ネガティブに思ってしまっているなー」と
客観視できていることが、”マインドフルネス”の状態なのです。

 

 

マインドフルネスの起源

さて、マインドフルネスの起源はどこからやってきたのでしょうか?

むかしむかし、王の子と生まれた「シッダルタ」は
何一つ不自由ない暮らしをしていました。

しかし、自分の老いや病気、いつかくる「死」について
大きな「不安」を持っており、それについて苦悩をする毎日でした。

この苦悩から抜け出すため、「快楽」で
打ち消そうとしたのですが、
その苦労は打ち消すことができませんでした。

次にシッダルタはその「不安」以上の
苦痛を苦行によって耐えれば不安は消えるだとうと、
苦行に取り組み、痛みには耐えれるようになりました。

しかし、不安は晴れなかったのです。。。。

ある時、

シッダルタは自分の心の中を見つめ、
客観視して「ハッ」と気づきました。。。

「苦しみは実在しない、苦しみは自分の思考が創り出してるんだ!!」

このことがきっかけでシッダルタは悟り、
ブッダとなったのです。。。

 

なんかすごくないですか?

マインドフルネスの起源は、はるか昔にあったのです。
心理学者が提唱した「認知療法」も
これに由来するのかもしれません。

マインドフルネスを実践

本書では、

マインドフルネスの欠点を2つ挙げています。

A.自分の意思でマインドフルになれない。

B.長続きしない(3秒)

それぞれの対応方法、実践として下記を挙げられています。

A.意図的にマインドフルネスになること。

B.偶然のマインドフルネス体験を活かす

A.意図的にマインドフルネスになるには、

エクササイズが一番効果が高いと言われています。

 ・今、ここを実況中継する。
・瞑想をおこない、浮かんできた「いろんな思い」を客観的に受け止める。

B.偶然のマインドフルネス体験を活かすには、

 我に「ハッ」と帰ったときが大チャンス⇒そのものがマインドフルネス

瞑想などのエクササイズの具体的な方法は、本書をぜひご参考にください。

【最後に】マインドフルネスとは自身を傾聴すること。

 

自分を客観的に観るというのは難しいものです。

悩みがあり、カウンセラーに相談すれば、心が軽くなる理由は

「話を聞いてもらえた」という経験があるからだろうと思います。

つまり「傾聴」が大切だということです。

「マインドフルネス」は、自分自身を客観視して、

自分自身を「傾聴」することになります。

ぜひ、実践していただければと思います。

本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!

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こんにちは。 アラフィフ会社員の「かわあつ」です。 マインドマップ®Tony Buzan公認インストラクター(TBLI)