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アフターコロナに必要な中間管理職の責任とは?【課長の哲学】読書レビュー

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初版日レビュー「課長の哲学」にチャレンジ。

ファーストラインマネージャーとして、
求められる事はさまざまで、
日々悩んでいる方も多いですよね。
わたしもその1人です💦

リーダーシップやコーチング、
ファシリテーションや面談スキル、などなど。

本書はよくあるスキル系の本ではないです

アフターコロナやwithコロナ下において、
「課長」としてどういう役割を果たすべきか?

そのための「学び」の重要性
私たちに教えてくれます。

課長だけではなく

管理職を目指している人

自分の将来を真剣に考えたい人

こういう方にぜひおすすめしたいと思います。

それでは始めます!!

今回読んだのはこんな本(課長の哲学)

変化が激しい世の中ですが、
課長に求められる能力は、
刻一刻と変わっていっています。

各章の終わりにある「コラム」は必見!

将来あるべき上司と部下の関係が
ストーリー仕立てで描かれています。

簡単要約(課長の哲学)~本書から引用

課長にはダイバーシティ経営の中で、
他者承認がなくとも、
自立・自律した企業人として
生涯キャリアを自己管理していける
人材を育てていく責任がある。
そのためには、まず課長こそが
自らの基本スタンスを点検し、
周囲の絶大なる信頼を得ている必要があるのだ。

 

この本を読んだきっかけ

私がこの本を手にとったきかっかけは

✔中間管理職としての役割を再度勉強したい。
✔「49の学び」をチェックしたい
✔変化に対応できる知識を身に着け体現したい

などがあります。

この本では学ぶべき49の事を、
5個の項目に分けて、
わかりやすく解説されています

マインドマップで「課長の哲学」を簡単要約

このマインドマップは右クリックで
名前を付けて保存、またはタップ長押しで
スマホに保存することができます。
(転載はご遠慮ください)
下記の説明を読む前にまずマップを
時計の1時方向から時計回りに
眺めていただくことをお勧めします。

世界から学ぶ「課長の哲学」

1.自分の仕事がAIに変わる「危機感」「実感」を意識してもらう。

日本では、20年以内にAIは
全仕事の5%未満で導入される。

また60%の職業の仕事内容の約3割は
自動化される

自身の仕事への取組み
(AIにとって代わられる仕事なのか?)
予測が必要です。

2.ドイツから学ぶ「働き方」、課長自らどう変われるか?

日本では労働基準法が改正されて、
時間外労働の上限を守らなかった
事業者に対して、ようやく法律違反で
罰則を問えるようになりましたね。

大企業は2019年4月から導入済で、
中小企業も2020年4月から摘要されています。

週40時間を超える時間外労働の限度が
月45時間、年間360時間となります。

ドイツは10時間/日以上勤務は
「禁止」で即法律で罰せられます。

そして6か月の平均は8時間/日以内に
しないといけないので、
10時間働いたら、どこかで6時間勤務を
する必要があります。

ドイツは仕事は「引き算」
日本は「足し算」です。

これからは、

「長時間頑張ることは評価にならない」
を自ら体現し、
部下に意識づけることが必要なのです。

経営から学ぶ「課長の哲学」

経営の指標として、利益や顧客からの評価は
もちろん大事ですが。

従業員満足度(ES)が今、特に重要だと言われています。

担い手となるのが、中間管理職(課長)です

「部下が成長できた」と実感してもらうために
課長が必要な事は

1.コミュニケーションスキル(特に傾聴:聴くこと)

2.自分自身の価値観や信念
(コアビリーフ)を見直すこと

この2つが部下との「信頼関係」
作り出すのに重要です。

部下から学ぶ「課長の哲学」

「褒める」ことが重要です。

ダメ出しではなく
「ヨイ出し」というらしいですね。(笑)

1.相手を褒める際には、相手を良く
観察し、聴くこと

2.容姿を褒めるのではなく、
行動を褒める

自分から学ぶ「課長の哲学」

「承認欲求」を捨てるには?

承認欲求がなくても、

自己を肯定できる強さを身に着けること、つまり

「自分の運命は自分で作る」
という意識を持つ

ことは非常に重要です。

課長事態が承認欲求を捨てるには、
メンバーを「生涯顧客」と考えて、
慣れあわず、なすべきマネジメントをしていく事が必要です。

「ゆとり」を持ちましょう。

 

教養から学ぶ「課長の哲学」

1.田中角栄の伝説のスピーチ

「大蔵官僚」を前にしたスピーチは
伝説となっています。

そこから示唆されるものとしては、

「できることはやる、できないことはやらない。」
「リーダーは覚悟を持って責任追う、逃げない」

.行動分析学を学ぼう

人との関わりあいにおいては、
その方の「行動」に注目すべきです。

その人の「心」や「性格」に
フォーカスすることは賢明ではありません。

メンバーの成長は自分の成長・よろこび

「管理職になりたくない」という人は
多いと聞きますが、
もったいないなと思います。

自分の成長よりも、メンバーの成長や
成功について深く考えますし、
やりがいが非常にあります。

最後にもう一度引用します。

課長には、ダイバーシティ経営の中で、他者承認がなくとも、
自立・自律した企業人として生涯キャリアを自己管理していける
人材を育てていく責任がある。
そのためには、まず課長こそが自らの基本スタンスを点検し、
周囲の絶大なる信頼を得ている必要があるのだ。

 

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。