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「未来」は自ら創りだすもの【2060未来創造の白地図】読書レビュー

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「未来はもっと楽しくなる、なぜなら・・・」

という帯を見て、衝動的に本書を買いました。

この本は「ポジティブ」で悲観的な内容は一切ないです。

よくある「不安」を煽る本ではないのです。

2060年というと、あと40年後です。

私自身は40年後は死んでてもおかしくない年齢になっています(笑)

でも自分の子供は・・・・と考えると

この本で書かれている世の中で生きているのか!!と思うと

なんかドキドキしてしまいます。

そんなドキドキを今日は読書レビューで共有していきます。

 

今回読んだのはこんな本(2060未来創造の白地図)

エキサイティングな冒険を疑似体験できますよ。

マインドマップで「モチベーション3.0」を簡単要約

 

このマインドマップは右クリックで名前を付けて保存、またはタップ長押しで
スマホに保存することができます。(転載はご遠慮ください)
下記の説明を読む前に
まずマップを時計の1時方向から時計回りに眺めていただくことをお勧めします。

本書の特徴(感想とみどころ)

ページ数がP.445もある久しぶりの大作

・でもあっという間に読めちゃう

・お値段は2,380(+税)とお高めだが、お値段以上

「ショートストーリー」が面白い

この本の見どころはなんといっても「ショートストーリー」です。

各章の始めに、未来の生活のワンカットを寸劇的な

ショートストーリーとしてライブ感満載で

表現されています。

一例を少し引用させていただきます。

2030年のとある日、スマート漁師の朝は・・・・

私は、情報通信系のベンチャー企業で、
スマート海洋牧場の研究開発をしている。
自称「スマート漁師」。

網で囲われた魚類様症状ではなく、
自然の生態系をそのまま生かして、
魚群の行動観察をもとに、魚や繁殖や漁獲などの
水産資源管理をやろうというプロジェクトで、
水中通信技術や水中センサーネットワーク技術が要になる。

~~中略~~

私の朝は、生体情報のスキャンから始まる。
睡眠中の脳派や心電図、体温変化、体動、などの
センサーデータが解析されて、その日の体調にあった朝食が
フードコンピューティングにより提供される。

~~中略~~

海沿いの町に着いた、海岸線をドローンタクシーで移動して、
漁港へ向かう。。。。。。

あらゆる未来予測が、夢の話や作り話ではなく、

科学技術的エビデンスをもとに統計処理、解析等を行い、

事業化可能な実現可能性の高い、未来を提案されているのが

この本のすごいところです。

本書のキーワード(2060未来創造の白地図)

本書で、何度も登場しているワード

5つピックアップしてみました。

  1. AI
  2. プリンター
  3. ドローン
  4. 宇宙
  5. ウェアラブル

1.AI(人工知能)

最近、「将来AI技術によって無くなる職業」とかが
取りだたされています。

医療での診断技術や農園での活用など、
将来的は非常に期待されている分野です。

2.プリンター

3Dプリンターがすでに使われ始めていますが、

今後はより巨大なものに使用されるではないかと
されています。技術伝承の危機も救うかもしれませんね

3.ドローン

冒頭に述べた「スマート漁師」は水中ドローンを
駆使して漁業をしていました。
空飛ぶドローンタクシーやドローンそのものが
ソーラーパネルになるなどの未来もありそうです。

個人的には一番興味もっています。

4.宇宙

堀江貴文さんがまさに「投資」している分野です。
宇宙での発電やコロニーでの生活など、
夢を語るうえでは外せないテーマです。

5.ウェアラブル

身に着けているapple watchがまさにそうですね。

心拍数や消費カロリー睡眠の質までわかります。

太陽電池服や、常時センシングなど

将来的にますます発展しそうで楽しみです。

 

未来予想図(2030~2060年に起こり得る変化)

先ほども述べましたが、この本は単なる夢物語ではなく、

科学記述的エビデンスを集めて未来を提案しています。

実際に起こるんじゃないか?と思うとすごく楽しいです、

新しく生まれる職業

AIの登場によって、なくなる職業もあれば、

新しく生まれる職業もあることに私は注目しました。

「宇宙建築士」

「スマート漁師」

「デジタルスポーツアナリスト」

「身体別デザイナー」

詳しくは本書内で確認してみてくださいね。

特に気になる未来予想図

本書の良いところは、未来に対して悲観的な事が

一切掲載されていないところです。

それどころ将来への期待がちりばめられています。

例えば、、、

「日本は資源大国になる」です。

特にレアメタル・レアーアースの話題がありましたが
もし抽出が可能であれば

エネルギーを海外からの輸入に頼ることは
無くなり、ほかの技術発展にお金をまわせます。

あと、これは私見ですが・・・

「平均寿命は100歳を超える」かもしれません。

常時センシングで、体の変化をリアルタイムにとらえることが
できれば、救える命が増えることが予測されますし、

その体調や個人特性に応じたAIによる食事メニューの提供など
より、元気に過ごすことができるでしょう。

未来の部品(すでに研究が始まっている分野)

未来の部品には、筆者が展示会やアトラクションで体験された事、
当事者からのインタビュー内容も多く盛り込まれています。

今日は気になったものだけほんの一部ピックアップします

内容を書くとネタバレしてしまいますので。。。。

・培養肉
・水ATM
・自動運転
・3Dフードプリンター

これらがすべて将来実現すると思うと

ワクワクしてしまいます。

 

未来を創る仕事は、いくらでもあります

いかがでしたでしょうか?

本書では未来創出のための、さまざまな考えや手法が詰め込まれており、

この値段で公開してしまって良いの?と思うほどです。

筆者はこのように言っています。

「未来は、与えられるものではなく、
     自ら関わって創るものなのです。」

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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